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イベント「地域社会とアートの15年 2000-2015 日本と台湾の事例から」

2015年8月3日 3:56 PM

大地の芸術祭2015期間中に、CIANでは、公開研究会のイベントを実施します。
▪️公開研究会 Interlocal Art Forum
「地域社会とアートの15年 2000-2015 日本と台湾の事例から」
日程:2015年8月22日(土)
会場:インターローカル・アート・ネットワーク・センター
(新潟県十日町市清水718)
時間:18:00-19:30
主催:首都大学東京システムデザイン学部インダストリアルアートコース山口研究室、一般社団法人CIAN

今回2015年のCIAN研究会(ILAF)は、地域社会と関わるアートをテーマに、日本と台湾からアートプロジェクトに関する事例報告をいただきます。日本と台湾は、東アジアでも、近年、芸術文化事業が盛んに取り組まれている地域です。各々の背景は異なりますが、両者における美術と社会との関わりについて、現場の視点から報告していただきます。

 

講演概要
2000年以降、国内では、地方自治体による芸術文化事業が多数実施されてきた。なかでも、大地の芸術祭は、里山地域を舞台とした現代美術による地方創生の取り組みとして、先進的事例のひとつとして位置づけられています。大地の芸術祭の特徴は、単なる野外美術展ではなく、現地の土地固有の背景を取り込み、現地住民と協働で作品制作を行なう点であり、美術展としても世界的にも稀有な事例であり、80年代以降注目されてきたサイトスペシフィック美術の新しい動向として注目されています。また、こうした美術展多数の観客動員を促している点で、新たな観光産業としても、脚光を浴びつつあります。もちろん、美術をはじめとした文化芸術活動が、地域における産業や社会的課題に具体的にどのように貢献しているかについては、未だ詳細な検討の余地を残しています。15年における美術の多種多様な実践にようやく検証の時が訪れているのかもしれません。
本講演では、国内におけるアートプロジェクト研究者と、日本と同様に現代美術の実践が盛んな台湾から現場の当事者を招聘し、各地域の2000年以降から現在までの推移を概観しつつ、現在における地域社会とアートの課題を抽出していきます。

講師:
熊倉純子(東京藝術大学教授)
マーガレット・シュウ(竹圍工作室・ディレクター)
ヤン・チンフ(プラムツリー・リバー・プロジェクト・ディレクター)

司会:山口祥平(首都大学東京・助教)